日本AVCのブログ

AVCケーブルグランドに特化した情報を発信しています

大容量CVTケーブルの固定について

大容量CVTケーブルを綺麗に固定する方法は無いか?
防水/防塵で筐体へ固定したいが、3芯で径が大きいから難しいかな...

などの声にお応えし、今回は大容量CVTケーブルに対応可能な3芯型ケーブルグランドををご紹介します。

CVTケーブルとは

電力用ケーブルとして普及している単心のCVケーブルを3本より合わせ許容電流値を高め、且つ施工性を向上させた架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルとなります。

14~600SQまであるようですが、ここでは100SQ~325SQのCVTケーブルに対応する3芯型ケーブルグランドをご案内します。

 

大口径3芯ケーブルグランド

FGA88-H3-28B-DSI(左)とFGA21L-10B(右)の比較

 

・FGA88-H3-28B-DSI(画像左)・FGA60-H3-22B(画像右)

 

品番一覧表

パンフレットPDFはこちらから

使用事例

CVTは電力用ケーブルとして幅広く使用されております。且つケーブルグランド使用については、食品関連の工場設備や耐候性があるため屋外用途のメガソーラー関連設備、トンネル掘削現場で大容量モーター装置の粉塵対策などで実績があります。

 

まとめ

単芯型ケーブルグランド3個使いという方法もあります。
 3芯型ケーブルグランドはΦ10以下であれば、カタログ品番としてラインナップしていますが、カバーできない場合は単芯型3個使いで対応できます。

工場など建屋内でもケーブルグランドをご使用されるケースが増えておりますので、CVTケーブルご使用で防水/防塵要求箇所がありましたら、是非ご検討・ご相談ください。