日本AVCのブログ

AVCケーブルグランドに特化した情報を発信しています

コネクタ付きケーブルの取付について

コネクタ付ケーブル

ケーブルグランドを筐体に取付ける際、こんなお悩みございませんか?

『市販のコネクタ付ケーブルを防水対応にしたい』『LANケーブルを防水対応にしたい』『コネクタ付き同軸ケーブルを通したい』、、、

世の中には様々なコネクタ付きケーブルがあります。これらコネクタを外さずに取り付ける。。今回はスリット入りケーブルグランド(SDシリーズ)のご案内です。

 

展開図(SDシリーズ)

ケーブルグランドの内部パーツシールD部にスリットSが入ることにより、コネクタ付きケーブルを防水用途に使用することが可能です。
ツメ部分離型のA型に限りますが、品番末尾に「-SD」を付記することでスリット入りの商品となります。ツメ部(E)にもスリットを入れる場合は「-SDE」となります。

 

取付方法

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品番選定方法

  • コネクタの対角寸法 < カタログ表中「グランド本体最小内径」
  • 電線仕上り外径   = カタログ表中「適応電線サイズ」

まずはコネクタの対角寸法を測ってください。「グランド本体最小内径」以内であれば貫通します。
次にケーブル外径を測ってください。「適応電線サイズ」で品番選定できます。

カタログPDFはこちらから

製品案内はこちらから

 

細径対応について

単芯型でコネクタは通るけど、電線径が細くカタログ適応外になる場合があります。その場合は多芯型 にシールピンを挿して細径対応が可能となります。

品番選定がご不明な場合はこちらまでお問合せください。

 

スリット工具について

スリットについては、ユーザー様でハサミやカッターナイフ等で切断いただいても結構ですが、弊社では専用のゴムシールカッターも取り扱っております。

 製品案内はこちらから


注意事項

  • ゴムシールの肉厚が薄い場合、スリット入りは推奨しません。
  • 多芯型やメタル製等も対応可ですが、ツメ部一体のB型は対応不可です。
  • 適応ケーブルサイズ内であっても、スリットを入れると防水性能は低下します。サンプル等で評価のうえご使用ください。

 

まとめ

IoT・イーサネット等の言葉が出始めてから、これらのお問合せが増えだし、現在も増加傾向にあり、弊社での在庫品番も増えています。

少し分かり難いところもありますが、無償サンプル対応も可能ですので、ご不明な点は気軽にお問合せください。